TOMIXの103系（HG製品）をベースに松戸車両センターの訓練車仕様に加工しました。

・クハの前面手すり・飾り帯は金属部品に置き換え。立体的な手すりと美しい金属光沢を放つ飾り帯は絶品です。
・特徴的なクハの白帯は塗装にて表現、独自技法により塗装の難しい細い帯も美しく表現。
・トレードマークの「訓練車」の文字及び各所の表記類はインレタを転写済み。
・下り方クハの運転台側は電気連結器・自動解結装置が設置された姿を再現（TNカプラー）。
・モハユニットは実車通り、営業車の予備車を兼ねた帯がはく、優先席ステッカーが貼付された姿。
・各車のドア窓・戸袋窓等、Hゴム支持の部分は実車資料に基づく色差しで各車の形態を再現。
・実車ではクハは塗り屋根、モハは原型屋根となっていたことから、質感の違いを塗装で実感的に表現。
・クハ103-335のみユニット化されていたドアコックも金属部品を使い再現。
・各車毎のクーラーの違いを実車資料に基づき再現。
・カプラーは配管付きTNカプラーに交換済み。
・動力はモハ102に搭載。動作確認済み。

なお、いつものお断りではございますが、あくまでも素人の加工品であり、メーカー完成品とは異なり一点ものの手作業です。細かい部分で完璧ではない部分がある可能性がございます。また、実車の仕様は細かく研究しておりますが、部品確保や加工難易度の都合上、実車と仕様が異なる場合がございますのでご了承ください。

実車同様、車庫の片隅に置いても良し、或いは本線上を思う存分走らせても注目を集められること間違いなしです。首都圏で末期まで残った103系の中でも唯一の非営業車編成かつ、首都圏最後の車籍を有する訓練車として一部のコアなファンから注目を集めた同編成。実車の引退からは15年以上が経ちますが、あなたの鉄道の「車庫の主」として1編成、如何でしょうか。